モーニングアフターピルとステロイドの関係

モーニングアフターピルは「避妊が失敗した」という時に服用することで望まない妊娠を回避することができるものです。
こうしたことに関しては「自業自得だ」というような意見を持つ人も多いのですが、現代の日本で一年間に発生する人工妊娠中絶の数は約20万件、新生児の数が一年当たり110万人程度であることを考えると無視できない数値となっています。
人工妊娠中絶は母体に対して悪影響を与えますし、また精神的なショックも大きいものです。
そのためモーニングアフターピルの存在は、決して悪いものではありません。
ただモーニングアフターピルに関してはまだ知られていない部分も多く、その中でも特に勘違いされやすいのがステロイドとの関係です。
一般的にステロイドというと強力な医薬品というイメージや、皮膚科で処方される医薬品というイメージが強くありますが、同時にステロイドは副作用が大きいホルモン剤だというように思っている人もいます。
確かにステロイドは副腎皮質ホルモンというホルモン製剤であり、副作用も無視できないものがあります。
そしてモーニングアフターピルもホルモンを含んだ医薬品ですから「モーニングアフターピルは副作用がある」というように思ってしまう人が多いのです。
確かに嘔吐などの副作用はあるにはありますが、ステロイドとはホルモンの種類が違うため、ムーンフェイスやニキビ、組織の弱体化といったような副作用はまず起きないと見て良いでしょう。
ただホルモン剤であるという区分は変わりませんから、薬によっては同時服用をすると相乗効果によってステロイド剤の効果が強まるリスクがあり、併用に際しては医師の指導が必要になります。
モーニングアフターピルを手に入れるのであれば医師の診察は必然的に受けることになりますが、その際に自分が普段飲んでいる薬があればそれをしっかり伝えるようにしましょう。



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